ビクトリア州のVCE:履修・評価・ATAR
VCE(Victorian Certificate of Education)は、通常2年間かけて学ぶ課程です。Units 1・2が主にYear 11、Units 3・4が主にYear 12に対応しますが、先取り履修もあります。VCE Vocational Majorは応用・職業教育の経路であり、通常のscored VCEによるATAR経路と同一ではありません。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
修了資格の要件
標準的なVCE修了には最低16 unitsのS(satisfactory)が必要です。英語グループ3 units以上(Unit 3・4の組を含む)と、他のUnit 3・4の組が最低3つ必要です。少し分かりにくいのですが、修了できたかを示すS/Nと、学力順位を示すstudy scoreは別のものです。
科目と学校内評価・外部評価
Units 3・4ではSAC(学校内評価)、科目によりSAT(作品等)、VCAA試験を使用します。study scoreは通常50点尺度で、学校内評価は統計的調整の対象です。配点や試験の本数は、各科目のstudy designで分かります。GAT自体が独立したATAR科目点として加わるわけではありません。
ATARに使われる成績
VTACは英語グループ1科目を含むprimary fourのscaled study scoresに、認められる5・6科目目の加算を加えます。通常、追加科目が加わる割合は各10%です。つまり、6科目すべてが同じ重みで計算されるわけではありません。数学や同一分野の組み合わせ等には算入制限があります。
Year 11から12への科目変更
Year 11で6科目、Year 12で5科目程度という組み方は多くの学校で見られます。ただし、州全体で決まった科目数ではありません。Units 3・4は組で考え、理数科目等の推奨既習内容、英語、大学のstudy score条件を先に確認します。
手元にそろえておきたい資料
- 在籍年度の学校course handbook、assessment schedule、正式な科目登録一覧。
- 修了・ATAR両方の履修監査結果、大学の前提科目の記録、日本語等の適格性確認。
出典・確認資料
確認日:2026年10月27日。古い年度の資料はその旨を明記しています。