ATARとは:点数ではなく順位を表す指標
ATARは、科目の点数からどう決まるのでしょうか。修了資格やスケーリング、大学のselection rankとのつながりを、州ごとの違いも含めて見ていきます。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
この記事は、確認日時点の公式情報をもとにまとめています。条件は年度・科目・申請区分によって変わるため、実際の出願では、その年度の募集要項と最新のお知らせを確認してください。
ATAR 90.00は「90点」ではない
ATAR(Australian Tertiary Admission Rank)は、同年代の中で自分の学業成績がどのあたりに位置するかを示すものです。0.00〜99.95の尺度で、通常0.05刻み。90.00は関連する年齢集団の上位約10%に相当する目安であり、試験の正答率でも、ATAR受領者だけの中での百分位でもありません。低い順位の表示方法には当局の規則があります。
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科目の評価
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調整・スケーリング
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Aggregate
- 04
ATAR
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コース別選抜
全国で比べられるが、計算方法は同じではない
| 州・準州 | 主な構成 |
|---|---|
| NSW | 英語2 units+他の最良8 units、500点満点 |
| VIC | 英語を含むprimary four+最大2つの加算 |
| QLD | 適格な最良5結果。英語修了は必要だが必算入ではない |
| WA | 最良4 scaled scores+対象の科目ボーナス |
| SA・NT | 適格なStage 2の90 credits |
| TAS | 最終年45 credits+最大30の追加credits |
| ACT | 最良3.6 courses。ASTもスケーリングに関係 |
表は左右にスクロールできます。
Scalingは「難しい科目なら必ず得」ではない
異なる科目を受けた生徒を比較するために、履修者集団の学業成績等を用いて調整します。固定の「難易度ボーナス」ではなく、同じ科目でも年度や元の成績で調整が違います。そのため、「スケーリングが高いから」と選んでも、内容についていけず点が取れなければ有利になるとは限りません。
ATARと大学のselection rankはどう違う?
Adjustment factorsは通常、大学・コースごとのselection rankに作用し、公式ATARは変わりません。高いATARがあっても、それだけで入学が決まるとは限りません。前提科目、面接、適性試験などの条件は、別に満たす必要があります。
出典・確認資料
確認日:2026年10月27日。古い年度の資料はその旨を明記しています。