Adjustment factors:ATARは変わらず、選抜順位が変わる
「ボーナスポイントでATARが上がる」と言われることがありますが、正確にはどういう意味でしょうか。科目・地域・教育上の不利などによる調整と、その条件を見ていきます。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
この記事は、確認日時点の公式情報をもとにまとめています。条件は年度・科目・申請区分によって変わるため、実際の出願では、その年度の募集要項と最新のお知らせを確認してください。
対象はselection rank
同じ生徒でも、大学Aのコースでは加算があり、大学Bでは対象外ということがあります。たとえばATAR 85.00に当該コースで5点の調整が認められれば、その選抜で90.00相当になる場合があります。数字は仕組みを説明するための例です。その生徒の公式ATARが90に書き換わるわけではありません。
| 種類 | 確認事項 |
|---|---|
| 科目成績 | 指定科目・band/study score・対象学位 |
| 地域 | 住所・在籍校・指定地域の定義 |
| 教育上の不利 | 制度の対象、証明資料、締切 |
| 特別な実績等 | 大学独自の申請・除外コース |
表は左右にスクロールできます。
EASは全国一律の点数表ではない
UACのEducational Access Schemeは、学業に影響した事情を審査する仕組みです。事情が認められても、すべてのコースで同じ点数が加わるわけではありません。適格通知を受けたことと、オファーをもらえることも別です。VICのSEAS等、別の出願サービスには別制度があります。
上限・併用・前提科目に注意
使えそうな制度が複数あっても、その分をすべて足せるとは限りません。医学等の除外、最大加算、最低ATAR、英語・数学等の前提科目は個別に確認します。WAのTEA科目ボーナスなど、ATAR算出内部の規則とも区別します。
出典・確認資料
確認日:2026年10月27日。古い年度の資料はその旨を明記しています。