クイーンズランド州のQCE:履修・評価・ATAR
まず押さえておきたいのは、QCEは高校の修了資格、ATARはQTACが計算する進学用の順位だという違いです。General、Applied、VET等の学習を組み合わせられますが、QCEに数えられる学習がすべてATARにも同じように数えられるわけではありません。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
修了資格の要件
QCEを取るには、決められた水準と組み合わせで20 creditsをそろえる必要があります。そのうち最低12 creditsはcompleted Coreから取得します。読み書き・数的能力の条件に加え、2026年のYear 12修了者からacademic integrity courseの修了も要件に含まれます。
科目と学校内評価・外部評価
General科目のUnits 3・4には原則、3つの学校内評価と1つのexternal assessmentがあります。外部評価の比率は数学・理科が50%、他のGeneral科目は通常25%です。Applied科目は別の評価構成です。NSWのHSCの説明をそのまま当てはめず、QLDの評価の仕組みとして読むと整理しやすくなります。内部評価を外部試験の順位に置き換える制度ではありません。
ATARに使われる成績
5つのGeneral科目、または4つのGeneral科目とApplied科目1つ/Certificate III以上の適格VETの組み合わせが基本です。適格な英語科目の修了が必要ですが、英語は最良5結果に入る場合にのみ集計されます。英語が必ず集計に入るNSWとは、ここが違います。
Year 11から12への科目変更
英語、数学、理科、人文、言語、芸術等のGeneral科目と、Applied・VETの役割を区別して選びます。Units 1・2から3・4へ進む際に科目を減らしたい場合は、QCE creditsやATAR適格性、大学の前提科目に問題が出ないか、学校に確認してもらうと判断しやすくなります。
手元にそろえておきたい資料
- 在籍年度の学校course handbook、assessment schedule、正式な科目登録一覧。
- 修了・ATAR両方の履修監査結果、大学の前提科目の記録、日本語等の適格性確認。
出典・確認資料
確認日:2026年10月27日。古い年度の資料はその旨を明記しています。