Digital SAT完全ガイド:費用・日程・シドニー会場・日本の大学での目標
Digital SATはReading and WritingとMathの2セクション、2時間14分の適応型試験です。国際受験料、シドニー会場の探し方、日本の大学での使われ方を説明します。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
SATは何のための試験か
SATは米国大学出願で使われる標準試験ですが、日本の英語学位プログラムや一部の帰国生・総合型選抜でも学力資料として求められます。英語試験ではなく、Reading and WritingとMathを測ります。そのため、TOEFLやIELTSの代わりになるとは限らず、慶應PEARLのようにSATまたはIBに加え、TOEFL/IELTSも求める方式があります。
Digital SATの構成
| セクション | 問題数 | 時間 | 点数 |
|---|---|---|---|
| Reading and Writing | 54問 | 64分(32分×2モジュール) | 200〜800 |
| Math | 44問 | 70分(35分×2モジュール) | 200〜800 |
| 合計 | 98問 | 2時間14分+10分休憩 | 400〜1600 |
表は左右にスクロールできます。
各セクションは2モジュールです。第1モジュールの結果に応じ、第2モジュールの難易度構成が変わります。Mathでは多くが選択式ですが、一部は数値を入力します。Bluebookアプリで受験し、Mathではアプリ内のDesmos電卓を試験全体で使えます。自分の端末を持参するか、期限までに貸出を申請します。
費用と2026〜27年の日程
国際受験はUS$68の登録料とUS$43のinternational feeで、基本合計US$111です。一部会場はUS$24を追加します。late registrationはUS$38、会場変更はUS$34です。無料スコア送付は試験後9日までに4校、追加送付は1校US$15です。
| 試験日 | 通常締切 |
|---|---|
| 2026年12月5日 | 2026年11月20日 |
| 2027年3月6日 | 2027年2月19日 |
| 2027年5月1日 | 2027年4月16日 |
| 2027年6月5日 | 2027年5月21日 |
表は左右にスクロールできます。
Sydneyの受験校は、試験日ごとにCollege BoardのTest Center Searchと登録画面に表示されます。会場は毎回同じとは限らず、満席にもなるため、記事内の古い学校名ではなく公式検索を使います。日本の出願締切からスコア発表日と直送時間を逆算し、希望日が開いたら早めに予約します。
日本の大学で必要な点数をどう考えるか
| 大学・方式 | 公表内容 |
|---|---|
| 早稲田SILS | 最低点なし。合格者の平均SATは1452(公式公表データ) |
| 慶應PEARL 2027 | SATまたはIBが必須。SATのcut-offなし。ACTは2027年9月入学から不可 |
| 上智FLA | SAT/ACT/IB/GCE A Levelのいずれかを提出。英語力証明も別途必要 |
表は左右にスクロールできます。
目標設定として、1300台は出願先を広げる基礎、1400以上は難関英語学位方式を現実的に検討する水準、1450〜1500以上は学力資料として強い水準と考えられます。ただしSILSの1452は合格者平均であって最低点ではなく、PEARLにもcut-offはありません。豪州高校の成績、essay、活動、英語試験と一緒に評価されます。
準備の進め方
- 01
Bluebookの公式模試で基準点と時間の使い方を確認
- 02
分野別に誤答を分析し、知識と判断速度を分けて直す
- 03
Question BankやKhan Academyの公式問題で弱点を反復
- 04
2回目の公式模試で改善と持久力を確認
- 05
出願に間に合う日程で本試験・必要なら再受験
- Reading and Writingは短い文章ごとに1問。長文読解だけでなく文法、修辞、情報統合を分野別に練習する。
- MathはDesmosがあっても、式の意味と問題設定が分からなければ解けない。手計算とグラフの使い分けを練習する。
- 適応型なので、難しい第2モジュールに入ったかを試験中に推測せず、目の前の問題に集中する。
出典・確認資料
確認日:2026年10月29日。古い年度の資料はその旨を明記しています。