英検完全ガイド:級・CSE・費用・海外受験・帰国生入試での使い方
英検は級の合否だけでなくCSEスコアで4技能を示します。現在シドニーに公開会場があるのか、日本での受験料、帰国生入試で確認すべきことを整理します。
William
James Ruse卒(卒業当時オーストラリアトップ校)
· 一次資料に基づく制度解説
英検は「級」と「CSEスコア」の両方を見る
英検は1級から5級までの段階別試験で、2025年度から準2級プラスが加わりました。3級〜1級はReading、Listening、Writingの一次試験と、Speakingの二次試験に合格して級認定を受けます。CSEスコアは技能別と総合で表示され、大学によって「準1級合格」ではなく「CSE 2300以上」のように指定する場合があります。
| 級 | 4技能CSE範囲 | CEFR目安 |
|---|---|---|
| 1級 | 2630〜3400 | C1 |
| 準1級 | 2304〜3000 | B2 |
| 2級 | 1980〜2600 | B1 |
| 準2級プラス | 1829〜2500 | A2 |
| 準2級 | 1728〜2400 | A2 |
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同じ正答数でも回によってCSEスコアが同じとは限りません。IRTによって尺度化されるため、自己採点の正答数から正確なCSEを計算することはできません。また、級合格の一次・二次基準と、大学が求める4技能総合CSEは別の条件です。
従来型とS-CBTの違い
| 方式 | 特徴 |
|---|---|
| 従来型 | 年3回の固定日。一次に合格後、別日に対面Speaking。1級〜5級 |
| S-CBT | 1日で4技能。Speakingは吹込み式。準1級〜3級。日本国内では実施機会が多い |
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同じ級・CSEとして使える場合が多いものの、大学が受験方式、受験期間、合格の必要性、4技能スコアを個別に指定します。「英検利用可」という一行だけで判断せず、出願要項の試験名称と必要スコアを確認します。
2026年度の受験料
| 級 | 従来型・本会場 | S-CBT |
|---|---|---|
| 1級 | 12,400円 | 対象外 |
| 準1級 | 10,400円 | 10,500円 |
| 2級 | 9,000円 | 9,600円 |
| 準2級プラス | 8,600円 | 9,200円 |
| 準2級 | 8,400円 | 9,000円 |
| 3級 | 6,800円 | 7,700円 |
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学校・塾の準会場は2級以下で安い料金が設定されています。海外会場の料金は都市ごとに異なり、日本国内料金は適用されません。
シドニーで受けられるか
Sydneyの日本人学校・補習校・塾等が団体準会場として実施する可能性はありますが、一般受験者を受け入れるとは限りません。所属先に確認し、利用できない場合は日本滞在中の従来型/S-CBT、または出願先が認めるTOEFL・IELTS等を検討します。試験のために渡航する前に、大学がその試験方式と受験日を受け付けるか確認します。
帰国生入試ではどの級を目指すか
大まかな学習目標として、2級は高校卒業程度の基礎確認、準1級(CEFR B2)は大学出願で使いやすくなる実用的な目標、1級(CEFR C1)は高い英語力の証明と考えられます。ただし、難関大学だから「1級なら合格」という関係ではありません。英語教育歴が長い帰国生には、準1級合格だけでなく高いCSE、論述力、日本語での思考、学校成績が求められることがあります。
TOEFL・IELTS・SATとの使い分けや、大学が公表する具体例は帰国生の英語試験・合格率ガイドでも比較しています。
準備方法
- 公式過去問で、受験級の語彙・読解・Listening・Writingの時間配分を確認する。
- Writingは要約と意見論述など、その級の現行形式を確認し、内容・構成・語彙・文法を分けて見直す。
- 二次面接はカードを読むだけでなく、ナレーション、意見、理由、追加質問まで声に出して練習する。
- 大学利用では、級合格後もCSEを上げる必要があるか、受験回・有効期間を確認する。
出典・確認資料
確認日:2026年10月29日。古い年度の資料はその旨を明記しています。
- Eiken Foundation — EIKEN grades and CEFR
- Eiken Foundation — How CSE pass standards work
- Eiken Foundation — 2026 conventional fees
- Eiken Foundation — 2026 S-CBT fees
- Eiken Foundation — Overseas S-CBT locations
- Eiken Foundation — EIKEN overview and overseas public sites
- Eiken Foundation — Official past tests